八戸山水会掲示板

4/12土曜に、友人と岩手山を滑ってきました。今回滑ったハート谷(通称)は山麓から、ハート形の谷として、一般の人も知っているようです。取付きは馬返しで7:15発。取り付いてすぐ、登山道が小さな谷に降りるが、これがハート谷。雪も腐っているので、シールで登る。三合目辺りからは樹林帯を抜け、稜線まできれいに見渡せるようになった。ほぼ旧道を詰め、最後は右の谷の源頭にルートを採る。なかなかの急斜面でしごかれる。1730m付近に11:15着。やっと平坦になった。ここから更に頂上を目指す。稜線近くた昨日積もった少ない雪をだましながら、なおもシールで登る。外輪にでたら主に内側をシールで登る。12:15　頂上着。快晴で風も穏やか。写真を撮って、頂上すぐ横から滑降開始(12:30)。来たところを概ねたどり滑る。15分ほどで、先ほどの1730m着。すぐ近くに標識があり、そこからわずかに降りたところからハイマツを漕いでハート谷源頭に立つ。ハート谷の源頭は非常に広く、はるか下まで見えるので、高度感はなかなかである。滑り出しは、ルートを左寄りに慎重に滑りだし、中央へ。雪は悪いが、斜面そのものは一級品である。しかし、昨日の雨のせいか、谷の下部に土石が堆積している。少し心配である。ハイライトの部分の滑降が終了したころ、その土石の堆積したところにでる。左岸を慎重に滑り、これを抜けてから右の尾根に上がる(標高1100m)。ここからそのまま尾根を滑り、取り付きに戻る。馬返し着13:15。ハート谷は800m付近に滝が出てくる上、その下部にも堰堤があり、いずれにせよ途中で尾根へエスケープしなければならず、その面では、今回のように馬返しまで雪があるのが、苦労しないコツのようだ。