森吉山 沢2本 - sakai
10/11~12で森吉の連瀬沢と桃洞沢へ行きました。
10/11 連瀬沢
前日、JRの駅舎泊。明るくなるころ、車でこめつが山荘を目指す。
こめつが山荘は解放されており、水はないもののシュラフを持ち込めば泊まれるようだ。
ここからスキー場跡をのぼる。道標のある標高1000m付近に着いたが降り口がわからず、少し登ってみるが、またここに戻る。この数メートル先に沢形があったので、これを降りるがどうもおかしい。もう一度戻り、さらに15mほど先から方角を決めて下る。やがて沢がでてきて、危険な個所もなく連瀬沢本流についた。ゴーロを進み、左又(不帰沢)に入るとようやくナメと滝が出てきた。核心の30m滝2段は下段を左壁から直登。見た目より簡単だった。上段は登れないので右から巻いた。もう滝はでてこないと思ったら、すぐに釜を持つ10m滝が出てきた。ここも左壁から直登したが、シャワークライムとなり、体の右半分が濡れた。なるべく左からでてくる沢を登ったつもりが一つ間違えて、出たところは湿原やや下部の登山道だった。1時間ほど余計に藪を漕いだ感じである。帰りは頂上を経由してこめつが山荘にもどる。森吉の親子キャンプ場は5時までが受付時間であったため、急いで向かう。何とか5時前に着いた。受付をしてキャンプ場へ。素晴らしく施設が整ったキャンプ場だった。しかも無料とは信じられない。
10/12 桃洞沢~赤水沢
キャンプ場から車でクマゲラ観察舎へ。道は観察舎の手前で通行止めで、その手前のスペースに駐車。ここから歩き始める。この沢は15年ほど前に来たことがあるが、その時よりも人臭くなった感じである。雲一つない快晴で、きれいな紅葉を楽しみながら歩いた。ちょっと緊張感に欠けた山だったが、それだけにのんびり楽しめた。紅葉盛りということもあり、たくさんの人が滝見物にきていた。昔はこんなに知られていなかったことを考えると、隔世の感がある。
 一方で残念なことが2つ。一つは、ステップを作るためにいろいろな場所にボルトが打たれていることである。ひどいところは20以上のボルトが連打されたところがあり見苦しい。キャンプ場の管理人は、法的に訴えてボルトをすべて撤去させると話していた。しかもボルトを打った者はガイドであり、お客さんを連れて行くためにステップ代わりに打ったらしい。それから、この管理人。私がキャンプ場の届け出をして八戸の住所を書いたら、山水会の人ですかと聞かれた。なんでも阿保さんをよく知っているとのこと。
 2つ目は、読図ができないのに沢登りに来た人がいたこと。こういう人は、いつか遭難するのではと考えてしまう。桃洞沢は厳しいところがない有名な沢なので、初心者としか考えられない沢屋が目立った。普段の沢では、ちょっと考えられないことである。
2014/10/12 (Sun) 21:14:35
Re: 森吉山 沢2本 - ABO
sakaiさん お疲れさまでした。
桃洞沢のボルトについては、キャンプ場の管理人Fさんのフェースブックで紹介されています。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004958890186&fref=hovercard

添付画像は2009.9.6に連瀬沢に行った時のものです。
2014/10/13 (Mon) 09:09:07
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